UE900を購入しました

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かねてからちゃんとしたイヤホンを1本欲しいと思っていたところ、ロジクールのアウトレットにてUE900が販売されました。
10proを買うか買わないか迷っているうちに13k円から大幅値上がりしてしまった過去があるので、視聴もせずポチっちゃいました。
3/7の23時位にクレカ決済で注文し、3/13に受け取り。
5,6時間程度使ったのちのレビューになります。

3Way4Drivers(高音1,中音1、低音2)のBA機です。

DSC00887.JPG

今まで所持していたイヤホンはAuruvana InEar2及びAuruvanaAir、Sony MDR-NC33(ノイズキャンセル)の3本。
その中でもっとも稼働率が高いのがInEar2です。理由はこの中では遮音性、音漏れ、音質がそこそこ良いから。(→過去エントリ
もともと通勤距離が近いこともあって普段イヤホンを使う機会があまりないのですが、それでも偶に使う時用に1本くらいもっと高音質なものが欲しい。
10proがまだ安かったころは今ほどオーディオに興味がなかったため13kという金額を出し渋っていたところ買いそびれ、後継である本機UE900は3万円台という価格で、使用頻度があまり高くないので出しにくい金額でした。
今回、カカクコムの最安値(32kくらい)よりも大幅に安い24,980円(送料込み)で販売されていたので、どうせ近場では視聴もできないのでポチっとイヤッッホォォォオオォオウ!
まぁ、在庫潤沢そうなのでそのうちもっと安くなるかもしれませんネ。

さて、以下レビューです。
外装は一度外側のビニールを開封して、わざわざアウトレットのシールが貼られていました。
とはいえシールが張ってある以外は未開封の新品です。
(開封防止に貼ってあるフタを留める透明テープは未開封)

DSC00867.JPG

外箱を開けるとマグネットで開閉式の小箱が出てきます。

DSC00876.JPG

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上蓋についている箱には、保証書や取説が入っています。
そして本体側にイヤホンがディスプレイされています。
付属のハードケースはつやつやのスベスベでカコ(・∀・)イイ!!

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青いタブを引っ張って1層目を外すと、下部に交換用ケーブルが収納されていました。
青い方は4極でリモコンマイク付き、黒い方は3極の再生専用です。端子形状はMMCX。
4つ編みしてある部分はともかく、右と左用に分岐した先は柔らかすぎてちょっと頼りない感じのするケーブルです。
ボディーカラーと相まって青いケーブルの方が好みかな。再生機器側に問題なければ4極でそのまま使えますし。
ケーブルのイヤホン側のところには透明チューブがかぶせてあり、そこは針金で形状記憶できるようになっていて、耳にかけるようになっています。
いわゆるShure掛けですネ。
ケーブル交換できる欠点として、MMCXで汎用性が持たせてあるのですが、360度くるくる回るため、イヤホンの刻印を見ないとどっちが右か左かわからなくなることがしばしば。
ケーブル自体に色や目印をつけてわかりやすくしたほうがいいかも。

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ハードケースの中にはいろいろと小物入り。
交換用のイヤーチップに標準プラグへの変換アダプタ、航空機向けアッテネータ、ソフトポーチです。
イヤーチップは標準的なシリコンチップの他、コンプライも3サイズ同梱されています。
ハードケースが肉厚のプラスチックで表面がツヤツヤツルツルしていてかっこいいのですが、コレに入れて持ち運んだらすぐに表面が傷だらけになってがっかりしそうデス...。w

さて、肝心の音について。
再生環境はiPhone4S 32GB+Sony PHA-1(デジタル接続)となります。
とりあえず開封しそのまま装着し聞いてみたところ、音がシャカシャカ軽くてこりゃアカン!ということで耳に適合するシリコンチップをいろいろ確認。
標準添付から1サイズ小さなものがぴったりだったので交換したところ、とりあえず無事にちゃんとした音が出てきました。

肝心の音質ですが、高音用のドライバだけ他のドライバと音の繋がりにバランスの悪さを感じなくもない(ちょっと音が軽すぎる、まぁ高音用なのである意味当然)ですが、全域とてもスッキリ高解像度な音。
特に高音についてはサ行が刺さる勢い。(刺さるのは欠点ですが...)
今まで使ってたイヤホンは大したもの使っていたわけではないのですが、どいつもこいつもイマイチ抜け切らないというか、こもったような音だったのでイヤホンだから仕方ないなーと思っていましたが、イヤホンでもシャキっとすっきりした音が出せるものなんですネ、とちょっと感心。
音場の広さについても、楽器がイヤホンより外側でなっているような広さもあります。
カナル型のくせに音に窮屈な感じがなくてなかなかに優秀です。

また、いろいろイヤーピースが付いてきていたのでコンプライってどーなの?と前々から気になってたのでつけてみたところ、イヤホンの性格がガラッと変わってびっくり...。
空気漏れが減るためか、低音の量が増えて違うイヤホンなんじゃないの?というレベルで音質変化。
Shure掛けしたAuruvana InEar2で低音が十分ズンズン出てた(出てるだけでキレはよくありませんが)ので納得ですが、イヤーチップ侮りがたし...。
ノイズアイソレーションについてもシリコンチップよりも遮音性が高く、外で使うのにより向いています。

欠点もあり、高音の減衰が見られました。個人的には刺さるようなスッキリ高音が出てくれる方が好きなのでシリコンチップを選択。
ただしコレは添付のコンプライがイヤホンの奥まで刺さらないせいかもしれません。(取説でいうところのイヤーチップ取り付け用リブで引っかかる)
コレによりドライバがシリコンチップの時より遠くなるとか、音の通り道が長くなるとかで高音域が減衰する、とかそんな何かかも。
市販されているコンプライならあるいは違った結果になるかも?

リケーブルできる機種ですが、リケーブルなんかより3段キノコだとかジェルだとか、イヤーチップを交換して遊んでみたくなりました。
音質的にも満足で、所有のHD650とT1とどちらに近いかと言われたら間違いなくT1寄り。サ行が刺さるところも含めてw
他の高価格帯のイヤホンを所有はおろか試聴したことも無いので、他機種を試聴したら手を出してしまうかもで恐ろしいですが...。((((;゚Д゚))))
高音重視で解像度の高い音を求めているのであれば、選択肢として入れてみてはいかがでしょうか?
アウトレットならそんなに高くないですしネ。

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このページは、kitcatが2014年3月16日 00:21に書いたブログ記事です。

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