先日Oculus Quest2を購入し、Virtual Desktopによる完全ワイヤレスVR環境を構築しました。
しかしながら自宅のWiFi環境はNuro光貸与のHG8045Qによるものであるため、IEEE802.11ac(WiFi5)対応どまりでした。
VRゲームのプレイ自体はできるのですが、映像のビットレートを40Mbps(ほぼ下限)にしないと明らかにラグが生じてしまったり、その設定でもBeatsaberプレイ中にカクつきが生じることもあり、それらの改善を求めてゲーミングルーターを導入。
結果は大正解でした。
IEEE802.11x(WiFi6)対応のゲーミングルーターだとASUSかTP-Linkあたりの製品から選ぶのが妥当そう。
その中で、WiFiに接続するデバイスもスマホ、タブレット、ロボット掃除機やらのIOT家電まで、20台くらいは接続されることになるので混信の影響を受けにくいよう、一番強そうなトライバンド対応のものを選びました。
PayPayのボーナスなどを駆使して2万円弱で購入。
さっそく開梱しましたが、思っていた以上に大きくて存在感すごい。w
感覚としては・・・ピザの箱みたいな。
アンテナは自分で取り付けるようになってました。
なおデザイン的にはアンテナを内側に折り込めそうですが、角度は固定で可動しません。
導入はこちらの記事を参考にさせてもらいつつ、
- AX11000自身のIPはHG8045Q側のDHCPは使用せず静的IPを設定
- そのAX11000のIPアドレスをDMZに登録
で行いました。
2重ルーターになってしまいますが、アクセスポイントモードで利用するとせっかくのゲーミングルーターのCPUや機能を活かせないですし。
そんなこんなでサクっと設定が終わりましたが、これにより環境が大改善。
- WiFi6対応により、スマホの通信速度が100Mbps→300Mbps台に
- Qculusでビットレートを上げてもカクつきが発生しない
- VPN接続もなぜか快速に
などなど。
VRゲームでは映像ビットレートを100Mbpsまで上げてもゲームプレイに支障が出ないほど改善しました。
40Mbps設定で遅延35ms程度、100Mbps設定で遅延40ms程度、それ以上に上げると流石に目に見えて遅延が出てくる感じです。
それから導入前は振り返るような、視点を一気に動かす動作をすると画面端の描画が間に合っていなかったのですが、導入後は顔をブンブン振っても描画遅れは発生しなくなりました。スゴイ。
また、VPNでリモートデスクトップ接続や遠隔地のNASを利用しているのですが、導入前はVPN接続が確立しても30秒くらいたたないとアクセスできずストレスでしたが、導入後は接続するとすぐにアクセスできるようになりました。
ナジェ・・・ まぁ快適で大変喜ばしいんですケド。
せっかくトライバンド対応なのに1バンド全く使っていなかったりと活かしきれていませんが、求めていた快適な環境は構築できたので大満足の導入でした。
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