Meizu Pro 6 Plus を購入

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去年の11月から急に仕事が忙しくなって更新がずいぶんご無沙汰になってましたが、またちまちま更新再開。

さて、タイトルどおり中華スマホを買いました。
ゲーム用にしていたXiaomi Mi Maxの画面が剥がれてきてしまったので、その買い替えです。
簡単なレビューと、初期設定の忘備録。

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この機種に決めた理由は殆ど衝動買い。

1.MAZE Alpha Xって機種がXperiaみたいな両面ガラスだし、狭額縁で結構良いかも。
でも艦これとアズレンがメインだから問題ないとは言え、Snapdragon652のMiMaxからMediatek Helio P25ってのはスペックダウン過ぎるかも。
2.LeTV Leeco Le Pro 3 Eliteっていう機種が、Snapdragon820搭載でカスタムRomもあり、何より安くてよさそう!(180ドルくらい)
3.ポチろうとBangoodのページを見ていたところ、Meizu Pro6Plusを発見。
CPUもそこそこ、本体Romも大きいし、なにより画面がAMOLEDのWQHD(2560x1440)だと...クーポン適用で209ドル、ポチッとな!
(この記事を書いている現在、Goldモデルなら208ドルで売ってますが...)

という感じで決定しました。
InStock表記で在庫あり、24時間以内に出荷ということで3/7にポチったものの、全然Trackingができず1週間後くらいにLiveChatで問い合せ。
「でぇじょうぶだ、スグに送るから」というお決まりの返答をもらいつつ、その3日後くらいにTrackingNo.が発行されました。
これ絶対言ってから用意しただろw
そして配送オプションを選択しなかったのでSwissPostによりスイスを経由しつつ、4/7に到着。
無駄に遠回りするので可能なら配送オプション付けたほうがいいですね。
自宅はDHLの遠隔地扱いなので使いにくいですが...。

到着した箱は厳重なクッションに包まれていてまったくの無傷。
外側のシュリンクビニールだとか、封印テープもそのままでショップによるカスロム導入がされていないクリーン?な状態で届いたので良かったです。
(そもそもMeizuはロック解除できずカスロムが無いようですけど...)
配送スピードはともかく、梱包は優秀でした、Bangood。

ここからは製品のお話。
Meizu Pro 6 PlusにはRom128GBでSoCが強化(CPUのクロックUpとGPUのコア増加)された上位モデルと、Rom64GBの通常モデルがありますが今回購入したのは後者。
詳しいSpecはメーカー公式ページを参照。
既に後継のPro 7 Plusが出ており、型落ちのため安く売っているとはいえ、元々はメーカーのラインナップ内ではハイエンドに相当する製品。
無駄に豪華なプラ製の重箱のような外箱になっています。

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本体、USB-TYPECケーブル(右上)、高速充電対応の充電器、簡易マニュアル(本体の下)が納められています。
充電器は12V2A対応品。使えば高速充電できるでしょうが、出力高くて怖いのもありますが、アダプタがデカイしそこまで高速を求めてないので既存のUSB充電器を使います...。

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背面は金属で、かなりスベスベの手触りで、厚みも薄いので手に取ると高級感がパナイ。
これは実際に持ってみないと伝わらないですが、とても200ドル弱の質感ではない。
(発売当初は500ドル近いプライスの製品ですけど...)
寸法といい、デザインといい、某林檎のPlusフォンと結構...かなり似てますが、サブ機として使うのにはもったいないくらいの仕上がりです。

CPUはSamsung製SoCであるExynoss 8890を搭載。
性能的にはSnapdragon810以上820以下、辺りでしょうか。
十分ヌルサク動くというか、メイン機であるXperia Z5 PremiumはSnapdragon810なので多分そっちより速い。
単純なCPU性能だけでなく、艦これAndroid版を動かすとすぐ爆熱してクロックダウンしもっさり動作するZ5Pに対し、MeizuPro6Pはほんのり暖かくなる程度で性能低下を起こさずにプレイできたので大満足。
まぁSnapdragon810が爆熱過ぎる問題ではありますが...。
ちなみに後継のPro 7 PlusはMediaTekのHelio X30になっているので、値段だけでなくCPU的にもPro 6 Plusを選びたくなるかも。
高い金だしてMediaTekは...ねぇ。

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運用にあたり、本体の質感を活かしたいので手帳カバーみたいなのは付けず、スリーブケースに入れてカバンに突っ込むのを想定。
背面カメラが出っ張っているのと、平置きした時の保護としてレンズプロテクターと背面フィルム(カーボン調)を貼付け。
それからスリーブケースから取り出しやすくするため、ALUMANIAのSTRAP TYPE BILLET HEADPHONE CAPを使ってリングストラップを付けました。
背面フィルムを貼ったことにより、手触りが樹脂樹脂してしまって金属の手触りでなくなってしまい、失敗したかも...
まぁ剥がせばいいだけなんですが。

レンズプロテクターを付けたらSony  IMX386搭載のカメラも本領発揮できないでしょうが、カメラあまり使わないし...
オーディオとしてDACとOPAにES9018K2M + AD45275という、そこらの安物DAPが逃げ出す豪華装備も、イヤホンジャックをストラップで埋めてしまっているので宝の持ち腐れに...w
ディスプレイの保護は最初ガラスフィルムを貼ったところ、2.5Dラウンドエッジのせいで盛大に外周が浮いてしまいみっともなかったので剥がして裸運用。
よし、AMOLEDは恩恵を受けられるぞ...!w

と、かなりの豪華装備を搭載しているのに209ドル。
MiMAX買った時もかなり満足でしたが、中華スマホのコスパ恐ろしい...。
これでDoCoMo周波数への対応さえできれば、防水面以外で国内スマホ選ぶ理由がホント見当たらないかも...

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さて、ここからは本体設定のお話。
日本語は入っていないし、カスタムロムもないのである程度は英語のまま使うことになります。
他の中華スマホと同様、Root取ってMoreLocation2で無理やり日本語に変更。
これでインストールしたアプリ等は日本語表示がされ、OSの設定画面や通知バー等、システム根幹部分が英語で残ることになりますが...
...アプリさえ日本語で動いてくれれば、全然困らないですねコレ。
最近の中華スマホには日本語設定をもっていたりするものも増えつつありますが、そこまで対応してなくても普通に使う分にはまったく問題が無さそうです。
しかもRoot権限を設定画面から有効にできるので、設定が簡単過ぎる...

とりあえず設定作業を列記。
  1. 未開封とはいえショップのカスタムロムでない確証はないので、公式のRomに差し替え。
    せっかくなので安定版ではなくβ版を導入。
    公式ページからDLし本体へコピー、ファイラーから実行するだけ。
  2. Google系が何も入っていないので、インストール。
    標準で入ってる独自ストアアプリからGoogleInstallerをインストール。
    Googleとかgugeとかgoogとかで検索すれば見つかるはず。
    (自分が試したときはGoogleもgugeもダメで、googで出てきた)
  3. Googleを入れるとPlayストアとかいろいろ導入されているハズなので、PlayストアからMoreLocation2をインストール。
  4. 設定画面のFingerprint&securityのRoot permissionからRoot権限を有効。再起動する。
    有効にするには事前にMeizuアカウントの作成が必要。
  5. MoreLocation2を使って言語設定を強制変更。
    他の中華スマホと方法は変わりませんが、こちらを参考に実施。
    ADB接続しなくとも、Playストアからコンソールアプリ入れて実行してもいいのかも?
    それとADB接続時にDevice not foundと返されつながらなかったので、こちらも参考にしました。
  6. 日本語入力のためGoogleIMEをインストール。設定画面のLanguage&Timeからデフォルトに設定。
  7. 不要なアプリを削除。OperaMaxが標準でインストールされておりアンインストール不可だったため、/system/bin/のapkファイルを削除。
    データーセーバーなるProxy機能が気持ち悪いので...。
    Chromeを標準で使うので、ついでに/system/priv-appから標準ブラウザも削除。
  8. 設定のAccessibilityからGestureWakeup(電源OFF時に画面ダブルタップで起動、とか)をお好みで設定。
  9. 設定のDisplay&brightnessからAlways on displayをお好みで設定。
    有機ELの点灯したセルしか電力消費しない特性を利用した、電源オフ時の画面に時計等を常時表示する機能。
    10分毎くらいに表示位置が変わるので有機ELの焼付きについてもそれなりに安心。
    ポケットやスリーブケースの中等で、近接センサーが反応する状態では消灯する機能も付いてます。
  10. 設定のPersonalizationからBold system fontをオフ。
    コレをやらないと所々のフォントが太字になり見栄えが悪い。
    フォント自体はAndroid7標準?のモノになっており、いわゆる中華フォント問題は無いのでフォントの差し替えまでするかはお好みで。
  11. アプリのSecurityアプリから、スリープ時にバックグラウンド実行を許可するアプリ等の設定を行う。
  12. Playストアからいつも使うアプリを入れる。ES FileExplorerとか、GoogleDriveとか、K-9 Mailとか。

これくらい設定してあげれば、問題なく使えるかと思います。
あとはflymeOSのホームが使いにくいならホームアプリを入れたりとか。
設定画面は英語ですが、普段からAndroid使っていればなんとなくわかりますし、Rootを容易に取れるので、無理やりアプリ消したりフォントの差し替え、Xposedの導入等も自由自在。
(Xposedは公式フォーラムに入れ方の記事があります)
こんな全部入りと筐体の出来栄えでこの値段、最近の中華スマホのコスパはマジやばくね...?

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このページは、kitcatが2018年4月15日 05:42に書いたブログ記事です。

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