iPhone 4SにポータブルアンプFiio E11を導入。

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iPhone 4SをiPod代わりに使い始めましたが、ポタアンはFiio E6しか無かったので、ちゃんとした?アンプを導入しました。
音質を求めるというよりは、オーディオに少しは拘ってるヨー的見栄えとして、2段重ねをしたかったという理由が大きいですが...
音質重視でPHA-1にいくか、あくまでPCオーディオのサブセットなので安価なポタアンで妥協するか悩んだ結果、中間解としてオペアンプ交換前提で安価で定評のあるFiio E11をポチりました。

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PHA-1にするか、Fiio E11にするか、使わないけどDAC付きなFiio E17にするか、はたまたiBassoなど他の系統にするか...
Fiio E11はオペアンプをOPA2211に交換するとかなり化けることで定評あるみたいだし...
と悩んでいた時に、ソフマップでFiio E11の中古が4,280円で出てきたので、
 どうせオペアンプ交換して無保証になるなら安い中古でいいじゃん!(゚∀゚)
と、勢いでポチりました。

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そして到着。元の中古販売の値札が6,980円...新品買ってもお釣りが来ます(^q^)
程度は☆4つで、筐体に若干の塗装削れあり。まぁ安モノなので気にしない。

とりあえずはノーマル状態でのレビューを。
取り付けは付属のシリコンバンドを使用。手首につけるサイズのものだとブカブカですが、添付品のものは小さく作られているのでがっちり固定出来ます。
ただし1個しかついてこないので、ボリュームノブを回そうとするとゆるゆる動いてしまいます。
別途、もう1つシリコンバンドを入手して2点留めした方がいいかもしれません。

私の場合はiPhone上部にシリコンバンドを取り付け、ポタアンの下部は地震対策グッズの転倒防止マット(青いやつ)を薄く切って貼り付けて動かないようにしました。
この位置ならiPhoneの画面にも被らないので、非常に操作がしやすいです。
あとはiPhone側のスレ防止に、付属のゴム足を4点、四隅に付けています。

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デザインですが、Abeeのアルミジャケットの梨地と、Fiio E11の梨地の鉄板が似たような質感で相性はよし。
Fiioの側面部はプラスチックにシルバーの塗装ですけどネ。軽いからいいけどネ。
なお、上記の写真のようにポタアンを取り付けると、Fiioのバッテリー蓋取り外しボタンとiPhoneの電源ボタンの意匠が似ているのでここも見栄えは案外イイです。

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iPhoneとの接続には別途入手したFiio L1を使用。
Dockコネクタからラインアウトを取り出せるケーブルです。
コレを使わないと、iPhoneにした意味がないですし。
本当はFiio L9が良かったんですけどネ。意外に高かったんだよネ。
自作ケーブルも考えていますが、市販のDockコネクタベースだとAbeeアルミジャケットと厚みが干渉するので、Fiio L1ないしL9ベースで改造することになりそうです。

視聴用ヘッドホンは写真の通り、Sennheiser HD650を使用。
PCオーディオ環境がBeyer T1に変わったのでずっと遊んでいたのですが、飾っておくくらいなら寝ホンにでも活用しよう、ってことで。

肝心の音質レビュー。比較機はもちろんFiio E6。
双方Fiio L1にて取り出したライン入力を使用。
Fiio E11側のセッティングは味付けしたくないので、Bassブーストは0、ゲインはL、バッテリーゲインはHiです。
HD650はインピーダンス300Ωのハイインピー機なのにゲインをHにしないのは、Lでも十分に音量が取れるから。
ゲインLで接続した場合に、大体ボリューム目盛りが4(最大8)で十分な音量になりました。
下手にゲインをHにしてわずかのボリュームで使用すると、ギャングエラーの心配もありますし、できるだけボリュームを回した状態で使いたいのでLで常用します。
Lで十分音量が取れるので、バッテリーゲインもLowでいいかもしれません...
こちらはオペアンプの駆動にも関わりそうなので、要検証ですが。

で、Fiio E6との比較ですが...糞耳乙なので( ´_ゝ`)フーン程度に見てください。w
音の傾向は共に似ています。ドラムなどの音を元気よく再生してくれる感じ。
E11は、E6よりもダイナミックレンジが秀でているようです。
細かい音のニュアンスの差が、E6の時より聞き取りやすくなります。
ハイハットなんかはE6では背景の音と同程度に聞こえていたものが、E11の環境では背景に対して強い、弱いが聞き取りやすくなっていました。
...とはいえ試聴ソース音源がクラシックではなく打ち込み音源なのであまり胸はって言えないですが...w

というわけで、確かにアンプの差はあるようですネ。
それが屋内でじっくり聴くならともかく、外で使ったり、ながら作業しながら聞いた時に意味があるのかは...自己満足ですw
アンプにお金掛ける前に音の出口にお金を掛けるべきなのは言うまでもありません。
屋内ならHD650使えばいいんですが、屋外では...10Pro買おうと思って悩んでいたら、ちょうど製造中止となってあれよあれよと値上がって買いどきのがしちゃいましたし...。
しばらくはAurvana AirとIn-Ear2で我慢の日々です...。

なお、オペアンプだとかケーブル改造用の部材だとかを既に注文したので、届いて工作したらまた感想を書いてみる予定。

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このページは、kitcatが2013年4月16日 22:07に書いたブログ記事です。

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