Xperia Z(SO-02E)を早速rootedに & ぷちレビュー

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買ってきた翌日の3/11の早朝に、Xperia Zのroot権限取得方法が公開されました。
仕事から帰宅後に気づきましたが、疲れて(ヽ´ω`)グッタリだったので本日root取得を行なってみました。
作成者はgoroh_kunさん... 鉄壁だったIS01を崩したりと、いろいろ凄いお方デス...


goroh_kunさんがツールを公開した後、それをバッチファイル化した方がいて、某掲示板はなんだか荒れたことになっていましたが...
改造行為に当たるので自己責任。root取得しようとして失敗した場合、文鎮になるかもしれませんがそれを承知で挑みましょう。
...まぁ、Xperia系はSEUSなりなんなりで、元に戻すのは比較的楽ですけれど。

私もminiPro以来のroot化なので、だいぶ忘れてしまっていたのでバッチファイルをありがたく活用させて頂きましたが...
バッチを叩くだけでroot化できるからといって、事前のバックアップを怠ったりしないように注意しませう。
特にSEUSで元の(といっても現在配布されている最新ファームまでですが)ファームウェアのftfファイルをしっかり作っておいて、flashtoolで元に戻せるよう準備はしっかりしておきましょう。

細かいroot化手順は書きません。
書かなくてもバッチファイル作った方のところで事細かに解説されていますし。
ということでやりたい方は下記blog様をみてやってみてください。自己責任で。

[root] XPERIA Z SO-02E ほぼ1クリックrootingkit

現時点でツールとバッチがxdaに上がっていますし、CWMの対応やカスタムRom開発が楽しみです。利用させてもらうだけの立場ですが...。

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以前にPCを再インストールしていたりしたので、android sdkのインストールからftfの作成と、そこで2時間くらいかかってしまいましたが...
rootの取得はバッチファイルにより5分くらいでさっくり終了。

無事rootedになり、adb接続にてsuコマンドが確認できました。

SO-02E_rooted.png

同様に、端末上でもSuperUserでアプリが動作します。

Screenshot_2013-03-12-23-08-58.png

rootが取れましたので、とりあえず下記を行いました。

○おサイフケータイ機能の復活
  /data/usf ディレクトリを適当にリネームして再起動。

○AdAwayのインストール
  こちらのページのhostsファイルを活用させてもらいました。

○TitaniumBackupでアプリの凍結とか
  別に直接apkファイルを取り除いてもいいんですけどネ...

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今まで通話+メール用で使っていたminiProはもともと海外版のためにドコモ電話帳とか入っていなかったのでアプリ凍結とかやったことなかったのですが...
(データ通信用のacroHDは結局rootとらずに使ってましたし)
TitaniumBackupでアプリ凍結した後は、端末再起動してdb再構築?しないとアプリドロワーが更新されないんですネ...。
最初は凍結させてもアプリが消えず、「?」ってなりました。
TitaniumBackupをまともに使うのは初めてだったし...。

AdAwayはまぁ、広告付きにすることで無料公開しているマーケットアプリの価値観を根本からぶち壊すものですが...
気に入ったアプリで有償版があれば買ってますし、ほどほどにってことで。

おサイフケータイは全然使わないですが、使えないと気持ち悪いので一応復活。
でもどうせ使わないなら海外版romを焼いてスタミナモードを使えるようにしたほうがよっぽど有意義かも...。

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roo化についてはこれくらいで。
まだ3日目ですが、使っていて思ったことをちょちょいとレビュー。

とりあえずmicroSDは、acroHDに使っていたSunDiskのUHS-I対応品を挿しました。
amazonで購入しましたが、偽物もある?ようなので、ちょっと高かったですがマケプレの風見鶏からの購入。
たぶん本物...なんじゃないかなぁ。

PB100098.JPG

これによる体感速度の上昇は...よく分かりません。
写真とかのサムネイル表示だとか、SDカードにアプリ入れれば安物SDと違いはでるのかも。
あまりそういった使い方をせず、自炊した電子書籍を入れたりなので活用しきれてないです。

Xperia Z本体の質感ですが、つるつるで薄く角張っているので、かっこいいんですが取り落としそうになります。
というか机上では何度か取り落としました...;
ストラップは必須ですネ...

電源キーが本体の真ん中の位置くらいにありますが、片手で持つとちょうど親指や人差し指の位置に当たるので、この位置がちょうどいいです。
acroHDも手に取るとちょうどいい位置に電源キーがあったので、使いやすかったです。
そしてacroHDでは専用の物理タッチセンサーだった戻るボタン等のキーが、完全にソフトウェアキーになりました。
これにより、液晶画面を目一杯大きくできるし、動画再生時とかは非表示にしてフル画素活かせるというメリットはあります。
画面ローテートするとボタンの位置も画面の向きに合わせて変わってくれるのは親切なのですが、急に並びが変わるので、感覚的に場所を覚えている物理キーに比べるとやはり使いづらいですネ。

あとは本来メニューキーだったトコロがタスク切り替えボタンになったのがちょっと...。
メニューキーで何か操作ができるときは、専用のメニューボタンがソフトウェア表示されるのですが、ついついタスク切り替えボタンを触っちゃいます。
画面に表示するのは今有効なボタンだけ、というのは理にかなってますが、その表示位置が右下だったり右上だったりで、統一されていないところは要改善な点かな...。

あとこれは嬉しい悲鳴ではあるんですが、フルHDディスプレイなので壁紙作成が大変です。
ドットバイドットの壁紙を作ろうとすると、素材からなかなか限定されちゃいます...。
(ホーム画面に使う場合、なんと2160x1920...)
まぁ多少荒くても粗は細かすぎてわかりにくいですが、気分的にドットバイドットにしたいので、ちょっと苦労します。

IMG_1367.JPG

微妙な不具合として、標準で入っているドコモパレットUIかXperiaホーム以外のホームアプリ、例えばADW.Launcherを規定のホームアプリに設定しておくと、再起動の度にホームアプリ確認画面が表示されるという不具合がありました。
一度選べば再起動とかバッテリー切れで電源断しない限りは出てこないからあまり問題ではないですが...。
とりあえず純正の2つのホームアプリを凍結することで発生は抑えられるようになりました。

でもって通信はLTE/WCDMAで、「WCDMAのみ」という選択しがない機種ですが...
WCDMA(HSDPA)で2Mbps近く出るのに、LTEでは900kbpsくらいしか出ないのは何とかならないものか...。
ウリである低遅延も、あまり変わらないというか、LTEの方が遅かったりしますし。
取り敢えずはLTEsettingというアプリで強制的にWCDMAのみに設定していますが、エリア拡大のためのマクロ基地局ばかりでなく、パフォーマンス確保のためにマイクロ基地局をどんどん整備していってほしいものです。

とりあえずの使ってみた感はこんなトコロ。

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拝見させていただきました。

rootされたとの事ですが、使用しているsimはfomaSIMでしょうか?それともxiSIMでしょうか?

当方、fomaSIMなのですが、lteoffして使用したいのですが、電波受信せず困ってます(汗)

端末購入時のまま(ピンクmicroSIM)を使っています。
ドコモの移動機は元々の仕様で、
・FOMA機にXi契約SIM → FOMAで通信可
・Xi機にFOMA契約SIM → Xiエリアでは通信不可
となっていたはずです。

FOMA SIMを挿されているとのことなので、電波をつかめないのはXiに繋ぎに行こうとしてSIMの制約で接続できないからでしょう…。
私の環境ではLTE Setting(アプリ)等を用いてネットワークモードを
 LTE/WCDMA → WCDMAのみ
に変更すればLTEを無効化できますけれど、FOMA契約のSIMを挿した状態で正しく動くかどうかは…手元に試せる組み合わせがないので分からないですね。

LTEの無効化自体はrootを取得せずともできますので、試してみて改善しなければ…XiSIMを挿すしか無いのかもしれません。
(追記:調べてみたら、他の端末ですがLTEを無効化すればFOMA SIMがXi機で使えるようです。再起動する度に再設定が必要ですけどね…)

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このブログ記事について

このページは、kitcatが2013年3月13日 00:20に書いたブログ記事です。

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