TVチューナーの受信強度低下に対する対策

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現在サーバー機にPT1とDY-UD200を接続し、トリプルチューナーによる録画環境を構築していますが、ある時期から受信強度が低下し、局によってはギリギリでノイズが発生したり、そもそも録画に失敗するようになってしまいました。

その頃にやった作業というと、今までPT1だけで運用していたところに新たにDY-UD200を増設したので、その時の変更点が怪しい...。
といってもある程度予想は付いていて、有り合わせの部材で分波したりしたので、ちゃんとした部材への交換を行えば改善するのではないか、ということで作業を行いました。

結果としては、一番悪かった局が17.3db前後→24.3db前後と、実に6dbもの利得改善となりました。
(CATVで、TVrock上の表記の変化なので実際の値は不明...ですが相対的にかなりの改善デス)
今まで使用していた部材はこんな感じでした。

IMG_1093.JPG

三月兎で何かを買ったついでに一緒に買った3分配器と、自宅に転がっていたケーブルの組み合わせです。
特に妙に柔らかい黒い同軸ケーブルが悪いらしく、今回交換した分波器の上流側に黒い同軸ケーブルを使用したところ、TVrock上の利得表示がなんと9dbになりました...w

そして今回交換した部材はコレです。

IMG_1086.JPG

PT1で、そして今後PT3で使用予定のため、分配器ではなく分波器を使うことにしました。
また、余計な接点を減らしてノイズや信号減衰を抑えるため、2系統の分離器と分波器が一緒になった「ダブル分波器」というものがあったので、これ幸いと購入。
これはAmazonで値段が安かったソリッドケーブル製(1980円)のものですが、日本アンテナの同等品では通常の分配器+分波器の環境より3dbの改善を謳っていますネ。

そして2600MHzにも対応を謳っているマスプロ電工の短い(1m)同軸ケーブルも購入。

IMG_1095.JPG

これをダブル分波器の上流に接続しました。
結果的には以前から使っていた液晶テレビ(BRAVIA)付属の2mくらいの細め同軸ケーブルと差は殆どありませんでしたが...L型コネクタと短い長さでケーブル周りがすっきりしたのでまぁOK。


と、以上の部材の交換でばっちり受信強度が改善し、電波が弱かった局も問題なく録れるようになりました。
こんなことならもっと早く買っておけばよかったデス...。

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このページは、kitcatが2012年5月20日 17:01に書いたブログ記事です。

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