HTTP鯖やNASとして利用している自鯖を突然の停電・瞬低から保護するためにUPSを買おうと考えてからどれくらいたつんだろう・・・1年くらいは経つような。
体感で年に2,3回程度の瞬低やコンセント引っこ抜かれで不測の電源断が起きていることと、今回の震災で計画停電の範囲に入っているため毎日サーバーの自動シャットダウンスケジュールを
設定するのは面倒すぎるということでUPSの導入をしました。
体感で年に2,3回程度の瞬低やコンセント引っこ抜かれで不測の電源断が起きていることと、今回の震災で計画停電の範囲に入っているため毎日サーバーの自動シャットダウンスケジュールを
設定するのは面倒すぎるということでUPSの導入をしました。
震災後、計画停電の計画が発表された直後に(これはUPSが品薄になる)と考えて速攻注文。
NTT-Xで3月14日の13時前に注文したところその日の夜には発送しましたメールが到着。
仕事早いですねぇ。そして翌日受け取りました。
その翌日あたりからあちこちの通販サイトでUPSが売り切れ始めました...ナイスタイミングだったようで。
当初はOMRONのBX 35Fという横置きの平たいUPSにしようと考えていましたが、意外に厚みがあったので馴染みのあるAPC製にしました。
この製品ですが、姉妹機としてRS 550という機種があります。
出力容量が250W/400VAの本製品に対し、330W/550VAとなっています。
売れ筋とか見てみると、RS 550の方がよく売れているようです。
で、どちらを買うか迷ったので性能諸元を見てみましたが、本体サイズ・重量が同じでした。
あれ? と思って使用バッテリーを見てみると、こちらも同じ。
さらに最大出力時の連続動作時間を見てみると RS 400 > RS 550 ...。
どうやら同一機種の、インバーター回路のスペック違いのようです。
もちろん大きいほうが余裕があっていいんでしょうけれど、うちのサーバーは50W程度あれば事足りるので、3000円安かったRS 400にしました。
ただしこの製品は矩形波出力なので注意。PFC付き電源での使用は向いていません。
まぁ余程のことがなければ壊れるということは無いでしょうけれど。
とりあえずサーバー用電源はPFC回路の無いモデルなので問題なし。
簡単なチェックの方法は、電源ユニットに入力電圧切り換えスイッチ(AC 115V/230V)が付いていれば、おそらくPFC回路無しの電源です。
設置してみたの図。左のマシンはサーバーじゃないです。さらにその左にある。
起動中に写真をとったので消費電力が54Wになっていますが、普段は50Wジャストで動作してます。
液晶を付けたら100Wに跳ね上がった...のにはちょっと驚きましたが。w
この製品でいい感じの部分は、
・警告音を本体スイッチでON/OFFできる(管理アプリからも可)
・入力電圧や消費電力、残りバックアップ時間やエラーコードを液晶に表示可能(スイッチで切替)
・ラインインタラクティブ方式の電圧補償機能付き
という部分があげられます。
特に消費電力は簡易ワットチェッカーとして使えるので便利。負荷に応じてころころ変わります。
本体に複数のバックアップコンセントが搭載されていますが、全ての合計値が表示されるようです。
本体裏面の図。
コンセントは
・マスタ(PCなど、メインとなる機器を接続 停電時電力供給)
・バックアップ(停電時電力供給)
・マスタ連動(マスタの電源がOFFになると同時に電力断 停電時電力なし)
・サージ保護(雷サージ保護のみ 停電時電力なし)
の4種が用意されています。
サーバーをマスタに接続し、停電時に操作が出来るようにバックアップコンセントに液晶を接続。
計画停電中に軽微な負荷を使えるよう、バックアップコンセントに延長ケーブルをつないで前に引き出しを行いました。
これで停電中もPSPとかスマフォあたりなら十分使えるはず。
50Wのサーバーを45分動かせるようなので、停電後5分以内にサーバーシャットダウンすれば、その後10W負荷なら400分使えるはず...!
実際は負荷が小さいと変換ロスが大きくてもっと短いでしょうけれど。
PCとの接続は付属のRJ-45 ⇔ USB A のケーブルを利用し、インターフェースポートに接続します。
LANケーブルで直接つないだ場合に使えるのかは不明。管理アプリにIPアドレスの設定項目は無かったので使えないと思いますが、もしかしたら使えるかもしれません。
回線サージ保護コネクタに、外に出ていくLANケーブルもつないでおきました。
この端子を使うとリンクが100BASE-T/TXになってしまうらしい?ですが、外に出ていく部分はもともとPLC&FTTHなので問題なし。
接続後に特に速度低下も発生していないようです。
--------------------
管理ソフトとしては、PowerChute Personalが付いてきます。
企業向けのものはスケジュールシャットダウンなど細かい設定ができますが、PCステータス表示、PCをシャットダウンさせる条件設定、条件判断の感度くらいの設定しかできません。
そしてちょっと困った部分がWindowsPCに接続した場合、停電時動作がシャットダウンではなく休止状態しか選べないところ。
Macにつないだ場合はシャットダウン、Winではハイバネーションで設定が固定されているところです。
休止状態にしようとするとVolumeShadowCopyServiceとぶつかりエラーが出てしまいました。
停電→休止状態に入るよ!→VSSエラー発生→VSSを安全に終了するのでちょっと待ってね→VSS終了中にUPSのタイムアウト(そろそろシャットダウンできただろうから電源切っちゃうね状態)→電源断 orz
ひとまずはCドライブだけVSSをオフにすることで回避はできました。
できればOFFにしたくはないけれど、仕方なし...。
そんなこんなで停電対応完了。
あとは復電時に自動で電源が入るようにBIOS設定いぢってもいいかもしれません。
早いとこ東電にはなんとかしてもらいたい...今の時期でこんな状態で、夏になっても大丈夫か?
NTT-Xで3月14日の13時前に注文したところその日の夜には発送しましたメールが到着。
仕事早いですねぇ。そして翌日受け取りました。
その翌日あたりからあちこちの通販サイトでUPSが売り切れ始めました...ナイスタイミングだったようで。
当初はOMRONのBX 35Fという横置きの平たいUPSにしようと考えていましたが、意外に厚みがあったので馴染みのあるAPC製にしました。
この製品ですが、姉妹機としてRS 550という機種があります。
出力容量が250W/400VAの本製品に対し、330W/550VAとなっています。
売れ筋とか見てみると、RS 550の方がよく売れているようです。
で、どちらを買うか迷ったので性能諸元を見てみましたが、本体サイズ・重量が同じでした。
あれ? と思って使用バッテリーを見てみると、こちらも同じ。
さらに最大出力時の連続動作時間を見てみると RS 400 > RS 550 ...。
どうやら同一機種の、インバーター回路のスペック違いのようです。
もちろん大きいほうが余裕があっていいんでしょうけれど、うちのサーバーは50W程度あれば事足りるので、3000円安かったRS 400にしました。
ただしこの製品は矩形波出力なので注意。PFC付き電源での使用は向いていません。
まぁ余程のことがなければ壊れるということは無いでしょうけれど。
とりあえずサーバー用電源はPFC回路の無いモデルなので問題なし。
簡単なチェックの方法は、電源ユニットに入力電圧切り換えスイッチ(AC 115V/230V)が付いていれば、おそらくPFC回路無しの電源です。
設置してみたの図。左のマシンはサーバーじゃないです。さらにその左にある。
起動中に写真をとったので消費電力が54Wになっていますが、普段は50Wジャストで動作してます。
液晶を付けたら100Wに跳ね上がった...のにはちょっと驚きましたが。w
この製品でいい感じの部分は、
・警告音を本体スイッチでON/OFFできる(管理アプリからも可)
・入力電圧や消費電力、残りバックアップ時間やエラーコードを液晶に表示可能(スイッチで切替)
・ラインインタラクティブ方式の電圧補償機能付き
という部分があげられます。
特に消費電力は簡易ワットチェッカーとして使えるので便利。負荷に応じてころころ変わります。
本体に複数のバックアップコンセントが搭載されていますが、全ての合計値が表示されるようです。
本体裏面の図。
コンセントは
・マスタ(PCなど、メインとなる機器を接続 停電時電力供給)
・バックアップ(停電時電力供給)
・マスタ連動(マスタの電源がOFFになると同時に電力断 停電時電力なし)
・サージ保護(雷サージ保護のみ 停電時電力なし)
の4種が用意されています。
サーバーをマスタに接続し、停電時に操作が出来るようにバックアップコンセントに液晶を接続。
計画停電中に軽微な負荷を使えるよう、バックアップコンセントに延長ケーブルをつないで前に引き出しを行いました。
これで停電中もPSPとかスマフォあたりなら十分使えるはず。
50Wのサーバーを45分動かせるようなので、停電後5分以内にサーバーシャットダウンすれば、その後10W負荷なら400分使えるはず...!
実際は負荷が小さいと変換ロスが大きくてもっと短いでしょうけれど。
PCとの接続は付属のRJ-45 ⇔ USB A のケーブルを利用し、インターフェースポートに接続します。
LANケーブルで直接つないだ場合に使えるのかは不明。管理アプリにIPアドレスの設定項目は無かったので使えないと思いますが、もしかしたら使えるかもしれません。
回線サージ保護コネクタに、外に出ていくLANケーブルもつないでおきました。
この端子を使うとリンクが100BASE-T/TXになってしまうらしい?ですが、外に出ていく部分はもともとPLC&FTTHなので問題なし。
接続後に特に速度低下も発生していないようです。
--------------------
管理ソフトとしては、PowerChute Personalが付いてきます。
企業向けのものはスケジュールシャットダウンなど細かい設定ができますが、PCステータス表示、PCをシャットダウンさせる条件設定、条件判断の感度くらいの設定しかできません。
そしてちょっと困った部分がWindowsPCに接続した場合、停電時動作がシャットダウンではなく休止状態しか選べないところ。
Macにつないだ場合はシャットダウン、Winではハイバネーションで設定が固定されているところです。
休止状態にしようとするとVolumeShadowCopyServiceとぶつかりエラーが出てしまいました。
停電→休止状態に入るよ!→VSSエラー発生→VSSを安全に終了するのでちょっと待ってね→VSS終了中にUPSのタイムアウト(そろそろシャットダウンできただろうから電源切っちゃうね状態)→電源断 orz
ひとまずはCドライブだけVSSをオフにすることで回避はできました。
できればOFFにしたくはないけれど、仕方なし...。
そんなこんなで停電対応完了。
あとは復電時に自動で電源が入るようにBIOS設定いぢってもいいかもしれません。
早いとこ東電にはなんとかしてもらいたい...今の時期でこんな状態で、夏になっても大丈夫か?
コメントする