最近のスマホはガラスが2.5D形状のものばかりで、先日購入したMeizu Pro6もそうでしたが、普通のフィルムを貼るとエッジが白浮きしてしまいます。
Pro6は浮きが酷かったので剥がして裸で使っていましたが...
中華ガラスフィルムの中には白辺消除液なる液体がついている物があることを知り、ちょっと調べてみました。
その謎の液体は、単体で入手しようとすると使い切りパック10個で100円程度で売っているようです。
(Aliexpressで White edge liquid 等で検索)
非常に安価なので、特殊な液体ではない様子。
国内の掲示板とか、海外の動画のコメ欄をみたところ、どうやら成分的にはシリコンオイルらしい。手元に盛大に縁浮きするガラスフィルムがあるので、試してみることにしました。
というわけで買ってきた。
最寄りのホームセンターで、税込み308円也。
食べちゃっても安心なグレードのフードシリコンスプレーは置いてありませんでしたが...別に舐めたりするわけではないので問題ないでしょう。
※溶剤入りはプラスチック等に攻撃性があるので、無溶剤のものを選びませう
テストするのはこちら。艦これ専用機であるMeizu Pro 6。
一度剥がして保管してあったフィルムを再貼付けしたので多少のホコリはご愛嬌。
うまく行けばもう1枚残っている新品使えばいいし...。
フチが全周5mmくらい浮いてます。浮きすぎ。w
ここにシリコンオイルを流し込んでいきます。
最初は不織布に染み込ませてポンポン叩いてみたのですが、全く入らないので...
直接スプレーちょん押しでガラスのエッジにぴゅぴゅっと吹いていきました。
ガラスのエッジにオイルが付着すると、フィルムから気泡が抜けて代わりに浸透していきます。
...スマホ本体の隙間にも付着して、浸透もしましたが。
導電性はないし、見なかったことにしました...w
スプレー缶が一番入手性が高いと思いますが、ボトル入りのシリコンオイルをスポイトや筆で塗布するほうが飛び散らずスマートですネ。
スプレー缶でも、一旦なにか別の容器に出して、綿棒とか筆みたいなのに染み込ませてフチを叩いてあげればよりよいかと。
今回は試しなので雑ですが、もしメイン機にやるときはちゃんとやります...w
そんなわけで、右半分だけ施工したものがこちら。
わかりにくいので別アングルからもう一枚。
ある一定のところまでは浸透するのですが、どうしてもちゃんと張り付いている部分との境目までは行き渡りませんでした。
上から押し付けてみたり、追加で塗布してみてもダメ。
ただし、浮きが少なかったところ(フロントカメラのくり抜きの周りとか)はしっかり浸透して浮きがなくなっているので、単純にこのフィルムが最初から浮きすぎだったのが原因の可能性が高いです。
浮きが数ミリ程度であれば、しっかり浸透しそうな気がします。
というわけで全周塗布してみました。
残ってしまった浮き部分が目立ちますが、何も塗布していないときよりは全然マシです。
もしかすると時間経過でじわじわ浸透する可能性もありますし...。
塗布したところの色味の変化も特に感じません。それよりも残った浮きが(ry
気になるのは耐久性。
海外の動画にコメントしていた兄貴の話だと、「確かに消えるけど1週間くらいしか持たないから毎週メンテしてるぜHAHAHA」とのことなので...。
フチの浮いている部分にオイルが入り込んでいるだけで、フィルムの粘着層が張り付いているわけではないのでホコリ等の侵入も気になります。
この端末はスリーブケースに入れて持ち歩いているのであまりハードな環境ではないですが、耐久性に難があるようならまた追記するかも。
(オリーブオイルを塗布してる海外兄貴がいたけど...腐らない?w)
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5日後くらいに追記。
シリコンオイルを多めに塗布した右下部分は時間をかけて浸透し、ほぼ白浮きがなくなりました!
...が、他の部分はフチのオイルが抜けてホコリが侵入...。
浮いた部分が落ち着くまではこまめにオイルを補充しないとダメかも。
そうするとスプレー缶ではなく、液体タイプのオイルが欲しくなって来ますネ...。
液晶ガラスが傷ついた端末も、オイルを垂らして上からフィルムを貼れば、オイルがキズを埋めて目立たなくなったりするのかな?
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