レガシィB4の純正ディスプレイに社外バックカメラを接続するためのアダプタを作ってみる。

| コメント(0) | トラックバック(0)
レガシィB4(BL5 D型)に乗っていますが、バックモニターカメラを付けていません。
特に困ることもなかったのですが、純正ディスプレイにバックモニターカメラ用の端子があり、純正カメラだけではなく社外品も付けられそうなことが分かったこと、また下穴加工等をせずにナンバープレートボルトに取付可能なカメラの存在を知り、DIYで出来そうな感じがしたので準備を始めてみました。

まずは純正ディスプレイへの接続アダプターの用意です。
レガシィへの後付バックカメラの情報を調べてみると、スバルクラフトさんが頒布しているアダプタを使い、RCA接続の汎用社外カメラを接続している例が見つかりました。
ヤフオクにて3,500円で頒布されているので購入しようと思いましたが、チェックした時点では売れてしまったからか、出品がなく入手不可...。
そこでコネクタのピンアサインの情報を調べてみたトコロ、みんカラで情報が見つかりました。

てっきりIC等で信号変換が必要なのかと思いきや、単にカメラへの電力供給と映像信号の入力となっているだけであり、簡単に作成できそうだったので手持ちの部材で作ってみました。
接続図はこんな感じになります。
回路というレベルですらないですが...(基板を使わず空中配線でも十分かと)

legacy_cam.png

カメラ用の電源は6V程度とのことで、汎用カメラにそのまま利用できないのと、電源の配線をリアまで引き回すのは面倒なので使用しません。
しかし、カメラ用電源に負荷がぶら下がっていることでカメラの接続を判定しているようなので、抵抗を挿入して接続します。
定数はあまり発熱しないよう5kΩくらいで作成。(抵抗値が高すぎるとダメかもしれないので、実車確認後に要再調整かも)
それからビデオ信号についてはRCA端子をそのまま繋いでやればOKなようです。

そして作成されたのがこちら。

DSC03463.jpg

手持ちの抵抗が100Ωと1kΩしかなかったため、1kΩを直列に6本、ユニバーサル基板の切れ端に実装しました。
ディスプレイ側に接続するモレックス4ピン端子については、壊れて捨ててしまったパソコン用ATX電源のケーブルを流用。
大電流用でケーブルが太く取り回しにくいので先端に細いケーブルをはんだ付けして利用。(赤いやつ)
それからRCAのメス端子が欲しくて100均を回りましたが見つからず、仕方ないのでオスコネクタを買ってきて使いました。
これにメスーメスの延長アダプタを噛ましてカメラとつなぎます。

あとは実車で映像入力できるか確認し、問題がなければシリコンコーキング材で固めて絶縁&破損防止をすれば完成です。
(ホットボンドだと夏場に溶けてしまう可能性があるので注意)
無事に動いたら今度はカメラを調達しなくては...。

Add Social Services

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kitcat.jp/mt/mt-tb.cgi/586

コメントする


このブログ記事について

このページは、kitcatが2016年10月 5日 00:22に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「艦これアーケードのカード収納用アルミ製アタッシュケース」です。

次のブログ記事は「レガシィB4にバックカメラBCAM7Wを取り付けました。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。