中華イヤホン AuGlamour R8 レビュー

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前回に引き続き、11/11に購入した中華イヤホンのレビューです。
AuGlamour AG-R8というイヤホンですが、これはなかなか良いモノでした。

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購入金額は$27.50。
先にレビュー記事にしたSenfer UEを購入する際、セラーの商品一覧を見ていたトコロ、目について衝動買いしました...。
まぁポチる前に当然調べてはみたのですが、ハウジングが金属製で音も悪くなさそう、付属品も充実してるのにかなり安い!ということで飛びついてしまいました。

そんなわけでまずは外箱から。

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しっとりした質感の黒紙で包まれた、Sonyの高級DAPみたいな雰囲気の箱です。
メーカーロゴ部分は穴になっており、肉厚の金属製エンブレムが嵌めこまれています。
裏面にもメーカーロゴの箔押しアリ。
これだけ見るととても約3000円の商品の箱とは思えません...。

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マグネット式のフタを開けると、中身はこんな感じになっています。
ここでも起毛スポンジでしっかり固定されており、約3000円の(以下略

添付品はイヤーチップなどが入った小袋と、ペリカンハードケース風のキャリングケースが付いてきます。
このキャリングケースも、しっかり防水パッキンが付いたものになっていました。

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ハウジングはオールメタル。素材は何だろう...質感や重量からアルミでは無いようですが。
カラーは2種類あり、今回はシルバーを選択。
シルバーは無塗装で地金がむき出し、ブラックはツヤツヤのピアノブラック塗装になるようです。
シルバーの落ち着いた感じもいいですが、ブラックも気になります。

金属のため、装着時にひんやりするのがまた冷たキモチイイです。
また、写真では見えませんが音道ダクトの溝上に空気抜き穴が1点空いてます。
でも上からイヤーチップがかぶさる部分なので、機能しているかは不明...。

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また、ハウジングを見て分かるとおり、リケーブル対応です。
ただしMMCX端子ではなく、2pinケーブルとなります。
いわゆる10pro用と互換性があるかについては、手元にないので判断できません...。
ピンアサインは、装着した時に上にくる側が各チャンネル信号、下側がGNDになっていました。

コネクタの根本側はワイヤーが入っているもので、曲げて使えるようになっています。
また4芯になっているので、容易にバランス化改造ができそうです。
そんな再生環境、持っていませんけど...
ちょっと残念なのはケーブルがむき出しで柔らかく、特に左右に分かれた先は電線2本だけになるので、あまり負荷を掛けたくない感じです。

でもこのケーブル、UE900の付属品に結構似てますネ。
電線がむき出しなところとか、ワイヤーが入っているところだとか、4芯になっているところとか...。

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その他の添付品です。
イヤーピース5セット、ケーブルクリップ、シリコンイヤーフックです。

イヤーピースはMサイズが購入時点で取り付けられていて、さらにS・M・Lが1セットずつなのでMがダブっているようです。
また、黄色いものは低反発の素材です。触感が妙にペタペタして気に入らないですが..

シリコンイヤーフックが付いてますが、付属のケーブルは根本にワイヤーが入っているので使わなくても問題ありませんでした。
むしろ無いほうが良かったので、リケーブルしないと使う機会ないかも。

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装着感はとてもグッドです。
ハウジングがすっぽり耳に収まり、外側への飛び出しもないので寝ホンにも向いてそう。
Shure掛けしてしまえば金属製の重さも気になりません。

そして肝心の音質について。
こちらはバーンインせず、箱出し直後の感想となります。
音質評価なんて主観入りまくりなので話半分にドウゾ。

イヤーチップはシリコンのものを使用。
低反発も試してみましたが、使うと低音が強調されるわけでもなく、高音が減衰してシャカモコのラジオみたいな音質に...
UE900用のコンプライを付けてみても同じ傾向でしたので、低反発素材は合わないようです。

音としてはKZ ATEのような元気いい低音はなく、低音・高音が弱めの弱カマボコの印象です。
一緒に買ったSenfer UEがかなり高音主張してくるので、そっちを聞いた後だととてもしっとり落ち着いた音質で聴き疲れしません。
ハウジングの見た目も含めてとても良いので、同価格帯の国内品を買うなら断然こちらでしょう。
(KZ ATEが国内の流通に乗ると3000円台になっているので、価格で比較するとそもそも国内品は不利ですけども)

ただし遮音性はイヤチップにもよりますがそんなに高くないことと、わずかに音漏れがあるので静かな場所だと気になるかも。

低音バカ(それが楽しいんだけど)のKZ ATE、高音強調のSenfer UEに対し、極端な特徴はないけれども繊細さやバランスが取れているAG-R8。
手持ちの中華イヤホン3つの中から1つ選べと言われたらこちらのAG-R8が一押しデス。
質感に惹かれて買いましたが、大正解でした。

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オマケ

KZ ATEに付いてきた低反発チップをAG-R8のシリコンチップの軸に通して、ハイブリッドチップっぽいものを作って試してみました。

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...が、これは失敗でした。
硬さが増した結果、耳道にフィットし難くなってしまい高音が抜けてしまう結果に。
いいと思ったんですけどネ...。

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このページは、kitcatが2015年12月 3日 00:19に書いたブログ記事です。

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