WALKMAN NW-ZX1を購入。

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年度末からしばらく忙しかった仕事が一段落したので、頑張った自分へのご褒美的に前から欲しかったDAPを購入しました。
購入したものはWalkmanのけっこう上位機種、NW-ZX1です。

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DAPは主にベッドサイドで使う用です。
(使用ヘッドホン:HD-650, Aruvana Air)

今まではXperia Z1 + PHA-1を使っていましたが、偶にUSBホストケーブルを抜き差ししないとPHA-1を認識しなかったり、曲のスキップ等でいちいち画面操作が必要など、使いにくいトコロがあったため専用機を導入することにしました。

とはいえ新品購入もなかなかお高いものなので、オークションで半年ほど使用のものを45,000円ほどで入手。

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外箱の外見は普通ですが、中には結構立派な梱包箱。
布張りの上に本体が鎮座です。

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筐体はアルミ削り出しでカッチリしているのですが、小ぶりで重量も約140gであり、思っていたより手にとると軽く感じました。
Xperia Z3も似たような重量ですが、もっと大きく薄いためZX1を持った後だとZ3がちょっと頼りなく感じてしまいます。

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特徴的な意匠のイヤフォンジャックです。
左右非対称な見た目がまさにハイエンド!という感じでかっこいいのですが、プラグを刺す時はそれなりに手応えがあるのに、抜くときはあっさり抜けてしまって保持力がちょっと頼りないです。

そしてウォークマン独自のWM-PORT...。
充電やデータ転送だけでなくラインアウト等もできる、iPhoneのDock端子的存在ですが、やはり独自規格は予備ケーブルの準備が面倒です...。

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肝心の音質については、この機会なのでハイレゾ音源をいくつか追加購入して聞いてみました。
イヤフォンにクアッドドライバのUE900を使用し、ハイレゾ対応ということで、Xperia Z3(直差し)と比較してみると、

西沢幸奏 - 吹雪
ZX1:
楽器の音のダイナミックレンジが深く感じる。
曲の導入部で間奏が入るが、音色が深くそれぞれ聞き分けられる。
Z3:
比べるとのっぺりした感じ。
ボーカルの帯域がすこし強調されているかも?

Sphere - HIGH POWERED
ZX1:
ドラムの音の芯がしっかり出るが、ハイハットがかなり刺さり気味。
Z3:
ZX1で再生できるドラムの音のズシンとした部分が再生できず、もっと軽い音となってしまう。
他に幾つか比べてみましたが、同じ曲を再生してもZX1はサ行が結構刺さる感じがあります。
イヤフォンとの相性もあるんでしょうが、しっかり駆動できている証拠?でしょうか。

また、ヘッドホンを直挿しした状態も確認してみました。
ゼンハイザー HD 650とベイヤー T1を挿してみましたが、どちらもハイインピーダンス機のためか、ボリュームをほぼMAXまで上げてようやく視聴音量といった感じ。
そんなギリギリの状態のためか、キラキラっとしたエフェクト的な高い音が弱々しくてはっきりしません。
音量はなんとかとれますが、やはり駆動力不足かと思います。
据え置き環境と比べるまでもなく、PHA-1と比べた場合でも少しもやっとした感じが残ります。
ポータブルDAPで据え置き向けのヘッドホンを慣らすこと自体、あまり現実的でないですね。
(ちなみに、Z3直挿しではそもそも満足する音量が得られなかったので、出力が決して低いわけではない)


DAPの使い勝手についてはまさしくAndroidスマートフォンそのまま。
データをD&Dでコピーするだけで利用可能です。
ただ、本体のバッテリーが900mAh弱ということで、普通のスマホと同じ使い方をするとあっという間にバッテリーが尽きてしまいます。
あくまで音楽再生機として、不要なサービスを無効化したりWiFiやGPSを切ったりすることで、カタログ値並みの音策再生時間ができるようです。

本体横のボタン操作で曲操作ができるのですが、複数の再生アプリをインストール済みの状態で停止状態から再生ボタンを押すと、標準のウォークマンアプリではなく別のアプリが起動してしまう問題もあるので、その辺りを制御できそうなアプリ(W.Launchar3等)を入れて調整してみたいところ。

標準の再生アプリはそこそこ使えるのですが、flac+cueファイルに対応できないためPower Amp等を入れて対応するか、ファイルを曲ごとに分割するしか無いのかな。
別アプリを入れると前述のボタン操作優先度の問題が発生してしまうので悩ましいです。

せっかく128GBもの大容量を手に入れたので、CBR 320kbpsのmp3をメインに運用してきましたが、これからはflacやハイレゾ音源を活用していきたいですネ。

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このページは、kitcatが2015年5月 2日 06:56に書いたブログ記事です。

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