Asus Vivotab Note 8を艦これ用に調達。

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7月末に、モバイル艦これ用に8インチWindowsタブレットを購入しました。
艦これイベントで忙しくて購入から1ヶ月弱経っていますが、簡単なレビュー記事です。

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BayTrailなAtom Z3xxx搭載のWindowsタブレットが去年の終わり頃から続々出てきて、艦これ特需で日本ではよく売れていたようです。
主に職場と自宅との間を持ち運んで、テザリング等で艦これをやるのに8インチクラスが欲しかったのですが、オークションを見てみたところ意外に安価に買えることがわかり購入欲が湧いてきました。
次期Atomでグラフィック能力が大幅に強化されるようですが、リリースがおそらく来年になってしまいそうなので、今買って必要なら買い換えればいいかな、と。

通常4万円前後で販売されているタブレットがオークション等で未使用品として2万円台前半で落札されています。
これにはからくりがあって、通常タブレット購入時に添付されているOffice2013のプロダクトキーを抜き去り、本体は定価より安価に、抜いたOfficeのキーを転売して利ざやを得ているもののようです。
オークションで個人が行うレベルだけでなく、Amazonのマケプレやら電○売王でも横行している模様。
8インチのタブレットでOfficeの作成編集は非現実的であり、ビューワ用であればMS公式のビューワをインストールすればいいだけなので、もともと8インチタブレットにOffice添付するのをやめてもっと安価で売ってくれればなぁ、と思っていたところなのでOffice抜き品をこれ幸いと買うことにしました。
そもそもOffice2010なら余ってますし。

ちなみに、本体に添付されるOEM版のOfficeはその本体とセットでなければライセンス違反になるんじゃないかなぁ?
Office抜かれた端末の購入者はライセンス上問題無いはずですが、抜き取り品Officeの購入者はグレーになると思われます。

さて、そんなわけで機種の選定をしたのですが、
  • 単体で使うのでHDMI等はどっちでもいい
  • タブレットなのでせっかくならGPSが付いていたほうがいい
  • ディスク容量は64GB欲しい
  • メインメモリは絶対に2GBで
  • できれば軽いほうがいい
という条件で探した結果、Lenovo Miix2か、ASUS Vivotab Note 8に絞りこまれました。
どっちも値段は殆ど変わらず。
安さで探せばいわゆる中華タブレットもありますが、安いものはどうしてもメモリが1GBとかでしたので選定外。
背面がアルミで見た目がよく重量も軽いMiix2に惹かれましたが、プラスチッキーな筐体を我慢すればWacom搭載のVivotabも捨てがたし。

最終的にはどうせカバーをつけると多少の重さや厚さ、本体の質感はどうでも良くなってしまうのでWacom搭載のVivotabとしました。
製造メーカーも台湾Asusと中国Lenovoでは圧倒的に前者がいいですし。

オークションで購入した場合、送料等を考慮するとあまりAmazonのマケプレと変わらなかったので、ちょっとは安心のマケプレから購入しました。
Office抜き・TVチューナー抜きのホワイトを税込み24,330円。
ブラックモデルは高かったので、ホワイトモデルを購入。

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ついでにいわゆる風呂の蓋式のカバーも購入。
液晶保護フィルム付きで1,399円。
この液晶保護フィルム、外寸がギリギリのサイズで作ってあって位置合わせに苦労しました。
その分、貼った後の見た目はフィルムが目立たずいい感じ。

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肝心のタブレットの性能ですが、艦これをやる分には問題なし。
ちょっとコマ落ちが発生して戦闘に時間がかかったりはしますが、そこは仕方ないところ。
特に夏イベの連合艦隊の戦闘ではすごくもっさりしてました...。
自宅で朝に遠征に出し、職場でテザリングにつないでから画面ロックを解除すればそのまま続きができるので便利です。

ダブルタップで勝手に拡大しないように設定した上でピンチインしてぎりぎりまで艦これ画面を大きくすれば快適にプレイできます。
拡大せず100%の表示領域でプレイすると誤タッチしやすいですネ。

ソレ以外のWeb閲覧だとか、NAS上の動画再生だとかは実に小気味よく動いてくれます。
ニコニコ動画はPC表示版のランキング表示が好き(ゲーム・アニメ・絵 のTop100を見たい)のでストアアプリ版IEを使って見ていますが、動画ウィンドウ内のツールバー(シークバーとか音量とか再生ボタン)が勝手に消えてしまうことがあり、ちょっと使いにくいです。
素直にニコニコ動画のストアアプリを使えば済む話ですが、ゲームとかアニメとかの単体ランキングじゃなくて総合ランキングを見たいので...。
デスクトップアプリ版なら問題ないかもしれません。
別タブで艦これいぢりながらタブ切り替えして動画みたりするためにストアアプリ版を常用しているので試したことなし...。

バッテリーも特に短くて困るということはなし。
職場と家の行ったり来たりでは電源が確保できるので今のところ困ったことはないですし、数日間スリープで放置していても極端には減りません。
いざとなればモバイルバッテリーで使うこともできます。

ペン入力については付属のペンは本体に格納できるので便利ですが、いかんせん細すぎるので書き易さはいまいち。
ペンが画面に近ければパームレスト判定するので手を画面の上においてしまっても平気なのは便利。
付属以外のペンでも対応ペンなら使えるので、Thinkpad X61t用のペンで試したところ問題なく利用できました。
こちらはペンのおしりに消しゴムスイッチも付いているのですごく使いやすいですが、本体に格納できないので持ち運びに難ありですネ。
Office2010のOneNoteをインストールしてみましたが、タッチへの対応が今ひとつでピンチイン・ピンチアウトによる拡大縮小ができませんでした。
無償化した2013を入れてみるとこちらでは問題がなかったため、デジタイザ用に使うにはOneNote2013(のデスクトップアプリ版)を使うのが一番使いやすいと思われます。
なお、艦これを操作する場合には精密タップができるペンを使うより、指でタップしたほうが操作しやすいです。
ペンを画面から浮かせて別の所をタップしようとした場合に、マウスカーソルが追従してくることで画面側も反応したりしてレスポンスがいまいち。
無駄な描画の発生しない指タップのほうが快適でした。

その他にDirectXを利用するゲームも試してみました。
DirectX9.0cが初期では入っていないためインストールすれば、ライトなゲームなら問題なく動くようです。
テストでは同人ゲーですが東方輝針城を試してみて、LunaticのStage1-1冒頭で60fps出ていました。
昔のゲームをUSBないしはBluetoothゲームパッドをつないで消化したり、Steamのインディーズ系を遊ぶ分には何ら問題がないと思われます。

カバーを付けた結果、かなり重くなってしまったことと、8インチサイズが意外と大きくて取り回しに難がありますが、これで気軽に艦これ環境を持ち出すことができるようになりました。
デスクトップ環境にはTAICHI31が据え置かれているので出番はないですが、いつでも手のひらサイズでフル機能のWindowsPCを持ち出せるなんて、いい時代になったものですね。
LOOX Uとか、無駄に散財したなぁ...。w

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このページは、kitcatが2014年9月 6日 20:13に書いたブログ記事です。

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