SHURE SRH840を買ってみた。

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ハイエンドヘッドホンのT1を買って、アンプとしてm902を買って、あとDACを揃えれば一段落しそうなPCオーディオ環境ですが、ココで新たに新しいヘッドホンに手を出してしまいました。
シュアーのヘッドホン業界参入時のフラッグシップ機、SRH840です。
今は940とか、1840とかもっと格上の機種が出てますが...。
ゼンハイザーHD650に興味を持った時に、「音が良い」とのことで同時に興味を持ち、2年ほどAmazonのウィッシュリストに入れっぱなしであった本機...
フジヤエービックのウィークエンドセールで、送料・代引手数料込みで1万円ポッキリだったのでイヤッッホォォォオオォオウしちゃいました。

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開放型としてゼンハイザーHD650、半開放にベイヤーT1、1本くらい密閉型も欲しかったですしおすし。

Amazonでは15,800円、カカクコム最安も13,800円くらいなのでかなりお安く買えたのかな。
ちなみに6月から円安反映値上げで1,000円ほど上がるようです。
土曜日の午前中にポッチり、翌日には到着しました。
製造は2012/12/17と、結構出来立てのホヤホヤです。

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結構でかい箱を予想してたのですが、とても小ぶり。
25cm × 25cm × 10cmくらいです。収納に困らないネ!

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中身は付属品がぎっちり。
本体、取説、カールコード、収納袋、3.5mmからの変換アダプタ、替えのイヤーパッド1組です。
変換アダプタがねじ込み式なのはハズレたりしなくていいですネ。

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本体には色(R:赤 L:青)で左右がわかりやすいようにマーキング。
ハウジングは180度反対側に回ります。スタジオヘッドホンゆえの機構ですね。
たたむと意外にコンバクトでした。まぁ持ち歩くのはどうかなーというサイズですが。
あと、ヘッドバンドの調整部分、右側はいいんですが左側の固定が甘く、装着しようとすると毎回最短状態に戻ってます...。
右側はそんなことないので、個体差だとは思いますが...。

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さて、肝心の音質について。
一聴すると細かい音まで聞き取れるのと、低音がかなり元気よく弾んでいます。
ちょっとブーミーすぎるきらいもあるかも...。
でもそのくらい元気がいいです。

ここは評価がわかれるでしょうけれど、スタジオヘッドホンのためか、かなり音場が狭いです。
耳にべったりくっついた近い所で、全ての楽器やボーカルが鳴っているように聞こえます。
ポップスでもそんな感じを受けるのですが、ジャズなんかを聴いてみると顕著です。

比較はクラスが違いすぎですがBeyerdynamic T1と聴き比べました。
T1では自分の周りで演奏しているような空気感を感じる曲も、SRH840では距離感が感じられず、音場はベッタリ閉塞。
でも音がごちゃまぜになるわけではなく、はっきり分離しているのですがリスニング用には狭苦しく疲れてしまうかも。

モニター用ヘッドホンを求める人には向いてますが、リスニング用に買う場合は一考の余地あり、です。
もちろん細かな音まで聞き取れますし、価格が今回1万円でしたので十二分過ぎるスペックは持ち合わせていますけど、密閉型ゆえ長時間つけてると蒸れたりしますし、ネ。

逆にモニタリングヘッドホンの実力に驚いた一面もご紹介。
ソースとしておーぷん☆きゃんばす ~Acoustic & ハニカム version~を聴いた時ですが、Beyer T1では音場も広いし、ボーカルも心地よいしお気に入りの曲だったのですが、SRH840で聴いたらびっくりΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
ボーカル以外は普通にいい具合に再生してくれていたのですが、ボーカルがすごくノイズっぽくなってしまいました...。
例えるならFMラジオみたいな具合に...。ここまで変わるの?とちょっとびっくり。
どんな曲も心地よく鳴らしてくれるT1が凄いのか、モニター機の実力発揮でソースの粗を如実に再生しちゃうSRH840が凄いのか...。
ともかく、モニター機としてはしっかりとできた製品のようです。

使い分けには困っちゃいますが...動画作ったりするときのモニタリング用とか、遮音性がかなり高いしインピーダンスも44Ωと低いので旅行用とか、かな?

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このページは、kitcatが2013年5月21日 15:00に書いたブログ記事です。

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