Fostex HP-A3のオペアンプ交換をやってみた。

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現行のFostex HP-A3 + ゼンハイザーHD650の組み合わせで十分満足はしているのですが、せっかくHP-A3のオペアンプがソケット式になっているので、前から興味のあったオペアンプ交換を行ないました。

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オペアンプは秋月電子より入手。
聴き比べて差がわかる自信がなかったので、定番中の定番、日本無線のMUSESシリーズをチョイスしました。
差がわからなくても、「MUSES使ってる!」というだけで安心できるので。w
ヘッドホンアンプを更新した時も引き継いで使っていけるので、コストパフォーマンスではなく、値段無視・パフォーマンス重視でMUSES02をポチりました。

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...まぁ、MUSES02注文ついでにMUSES8920とMUSES8820も買っちゃったわけですが。
MUSES02は3,400円なんていうぶっ飛んだ値段ですが、他は400円程度でちょっと高い程度でしたし。

HP-A3がUSB電源駆動の為、動作電圧が9V~のMUSES01は買いませんでした。
事前のWeb検索だと2年遅れて投入されたMUSES8920がMUSES01を喰っちゃってるとかなんとかかんとか...というのも目にしましたし。
...まぁ聴き分けできる気がまったくしないですが...。

せっかく3種オペアンプを用意したので、標準のBurr-Brown OPA2134も含めていろいろ聴き比べ。
HP-A3はヘッドホン端子のオペアンプのみソケット式になってます。
保証を窓から投げ捨てる行為ですが、換えて遊べ!っていう感じの設計ですね。

IMG_1332.JPG

筐体の上と横のネジを7本外して後は差し替えるだけ。
MUSES02はICの足まで柔らかい金属使っているようなので、付属のICソケットに挿した上で抜き差しするほうが安心です。
今回は他のオペアンプ用にもゲタを用意しておきました。
2.54mmピッチ 8pinソケットで1個15円です。

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さて肝心の聴き比べなんですが...正直よく判らなかった/(^o^)\
再生中に差し替えて聴き比べられれば分かるかもですが、
  1. 曲をじっくりと聴く
  2. USBプラグを抜いて電源を切る
  3. オペアンプを交換する
  4. USB接続して曲を再生する
なんてやってる間に、交換前がどんな音だったかなんて忘れちゃうェ...

ただ、唯一1個だけ、漠然とですが違いを感じたものがありました。
OPA2134を挿し(たつもりで)曲を聞いていて、「なんだかボーカルに厚みを感じるなぁ」と思ってオペアンプみたらMUSES02が挿さってました。
正直、もっとスッキリした音が良かったのであんまり好きでない音でしたが...
OPA2134を挿したつもりになってた事による逆プラセボ効果か。w

ということで、音の善し悪しはともかく、差を感じたMUSES02を挿してしばらく使うことにしました。
まぁせっかく3,400円も出して買ったんだしネ...。
5時間ほど鳴らしっぱなしにしたところ、なんだか粒状感のようなモノも感じられるようになった気がしないでもないですが...
やっぱり正直よく分からないです。
でも、MUSES02に変えてやった!という自己満足が得られたのでヨシ。

これでHP-A3に対して出来ることはやったし、あとは入荷未定でいつ発送されるか判らないけれど、Beyerdynamicの例のアレの到着を待つだけ...
早く自宅でゆっくり聴いてみたい(∩´∀`)∩

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このページは、kitcatが2013年2月17日 09:22に書いたブログ記事です。

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