ELECOM TK-FBP017EBKを衝動買い。

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HMZ-T1改造の部材を購入しに行った時についでに家電量販店のノジマを冷やかしたのですが、店を出た時には手にBluetooth折りたたみキーボードを持ってました。
/(^o^)\ナンテコッタイ
全額ポイント支払いで、さらにお値段が2,980円だったので思わず買ってしまった...。

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このキーボード、型番に「E」がついていますが、姉妹機として「E」が無いモデル(TK-FBP017)も存在します。
大きな違いは「Eなし」は日本語配列モデル、「Eあり」は英字配列となっています。
さらに細かい違いで、英字配列モデルは普通の英字配列ではなく、Mac仕様(Commandキーとかある)の英字配列で、iPhone・iPad対応を謳っています。

注意しないといけないのは、日本語配列モデルはBluetoothのHIDプロトコルだけでなくSPPにも対応しているためAndroidでも使用出来ますが、英字配列モデルはHIDプロトコルのみの対応のため、使えない可能性があるというところです。
ですが、それもAndroid4.0以降はHIDプロトコルに標準対応しているため、気にしなくても大丈夫。
それよりは普段から英字配列キーボードを使っているので、「Eありモデル」が安く変えてラッキーでした。
たまには近所の店も覗いてみるものですね。意外な掘り出し物が見つかるやも。

店頭で少し迷ったのはDELキーはあるのにBackSpaceキーがないこと。
Fnキーと組み合わせればBSキーとして働くのか、はたまた刻印はDELだけどBSキーとして動作するのか、本当にDELキーとしてしか動作しないのか...
悩みましたが、展示してあった実機をいぢっていたところ、キーボード左上を引き出すとシャキっとスマホスタンドが出てくるギミックに惚れて買ってしまいました。

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引っ張りだすと自動でカシャンと組みあがります。角度調整も可。

さてレビューです。
といっても既に生産中止の古いモデルなのであまり役に立たない記事ですが...。

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内容物は上記の通り。
本体、スエード調ケース、DURACELL単4電池2本、保証書です。

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しっかりしたケースがついてくるのですが、結構サイズがタイトで入れるのが少し大変です。
留め具はボタンではなく、マグネット式なので扱いやすい。
もしピッタリサイズの別のモバイル機器があればそっちに使ってもいいくらいなケースです。w

まずPCとペアリングして使ってみました。
ペアリングは簡単。PC側をBT機器検索状態にし、キーボードのペアリングボタンを長押ししてから離せば互いに認識し、PC側の画面に「キーボードでこの文字を入力してEnter押せ」という指示が出ますのでその通りに。
しばらくするとドライバが組み込まれて使用可能になります。

キー入力をしばらく行わないでいると自動スリープに入り、次にキーを押すと再度接続されるのですが、その間1秒くらいラグがあるので、スリープ復帰後は最初数文字を取りこぼします。
バッテリーとの兼ね合いなので仕方がない部分ですネ。

試しにブログ記事を1本、このキーボードで書いてみました。
日本語変換中はCtrl+Hでバックスペース動作をしましたが、それ以外ではやはりどーにもDelキーはDelキーとしてしか働かないようで、思っていた以上にストレスが溜まります。
直前の文字を消すのにカーソル移動まで必要になりますので...。
モバイル機器で、長文を打ち込みたいという極限られた状況下でのみ使うであろうデバイスなので、この辺りは割り切りですね。
PCで試してみましたが、実際に使う機器としては3台までペアリングできるようなので、スマホ(Android4.0 Xperia acro HD)、タブレット(iPad3)、PlayStation3の組み合わせになりそうです。

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キーボードスイッチはパンタグラフ式、キーピッチも18mmと、十分な大きさが確保されているため、キー入力自体はしやすいです。
ただし、母音のOなど、一部のキーは少し強めに押さないと入力を取りこぼしやすいようです...個体差かな。
特にキーボードがたわむようなこともなく、2つ折り部を固定するパーツが左上に用意されていますが、平らなところにおいて使う分にはあってもなくても大差ないです。
固定パーツのスライドが結構硬いので、あまり固定パーツは使わないかも。
固定してあるのを忘れてえいやっと畳んで折りかねませんし。

そしてAndroidでのテスト。
Xperia acro HD、ICSです。

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Bluetoothの認証自体はPCとまったく同様で問題なし。
iOSなら「対応」謳っているだけあって問題ないんでしょうが...結構アプリとの相性がありますね。
テストにはJotaTextEditerを使ったのですが、こちらはCtrl+Hがバックスペースとして利用できました。ブラウザとかではダメだったので、アプリごとの実装かな?
まず、画面を一度タップしないと日本語IMEが起動しません。これはXperia mini Proでも経験していたので特別驚きはしませんでしたが。
一度、日本語IMEが起動した後は、Alt+`(バッククォート)キーで日本語、英数の切り替えができます。

困ってしまったのが、せっかく英字配列キーボードを接続しているのに日本語配列として扱われてしまうこと。
具体的には、日本語IMEを起動する前の段階では英字配列の刻印通り打てるのですが、IMEが起動すると日本語配列相当に変わってしまいます。
IMEのせいかと思い、POBOXからGoogle日本語入力に変えて試してみましたが...変わらず。

Google日本語入力の設定画面には「ハードウェアキーボードの設定」があり、これをデフォルトの「日本語109キーボード」から「システム標準」に切り替えてみたところ、今度は英字配列で入力ができましたが、日本語入力ができない、そもそもEnterキーを認識しない、挙句IMEが強制終了するという...\(^o^)/
配列の部分に関しては諦めるしかないようです。
Rootをとれば根本的にキーマップを変更できるようですけどね。
Android4.1以降はその辺りも標準で対応できるようになるようなので、Android側の進化を気長に待ちましょう。

他にIME絡みで気になってしまうのは、日本語の文章の中に英数を混ぜたい場合、PCならShiftキーを押しながら入力開始することで一時的に英数入力できますが、POBOXだとShiftを押していても日本語変換されてしまうトコロ...。
これはGoogle日本語入力では発生しなかったので、長文を打つ場合にはGoogleさんを使った方がストレスが溜まりにくそうです。

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以上、簡単なレビューです。
肝心のiOSでは試していませんが。w
PS3で使ったりすることも考えると、やっぱりBackSpaceキーは欲しいところですね。
1個あれば十分な機材なのでしばらくは買わないでしょうが、次にモバイルキーボードを買うのであればBackSpaceキー付きを選ばないと...。
キーボードスキーなので、またすぐ買ってしまいそうですが。w

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このページは、kitcatが2013年1月20日 19:37に書いたブログ記事です。

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