tsファイルのエンコードをバッチで自動化

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[2012.07.25追記]
複数ファイルの連続エンコードに対応したバッチファイルを新たに作成しました。
(→エントリ:複数のtsファイルを一括エンコードできるバッチを作成してみた

サーバー機にPT1,メインPCにDY-UD200とで、tsぶっこ抜き録画環境を構築しているにもかかわらず、録画が面倒、その後のエンコードも面倒で全然活用していませんでした。

でも今期の番組でお気に入りがあったのでせこせこ録画を始めてみました。
毎週毎週いろんなアプリを起動して作業ファイル生成してエンコードして...が面倒だったのでバッチ化。

tsファイルを投げ込めば、aviutlでCMカット&エンコードする直前まで自動処理させるようにしました。
せっかくなので公開してみる。

tsbatch.png

エンコード作業はaviutlを始めとして、全てフリーソフトにて行なっています。
すばらしい各アプリの作者様に感謝!
ただし、あまりエンコ設定とかはくゎしくないので、極限までエンコ結果にこだわる人にはオススメできない。
簡単な手間で、そこそこな結果は得られます。

ファイルはこちら→ ts_encode.zip

バッチファイルなので、使用するフリーソフトのフルパスが分からないと動作させられない...
ので、必要なものは全て同梱しちゃってあります。
上記ファイルだけでtsエンコード環境が整いますが、各作者様のフリーソフトの2次配布にあたるので問題があればコメ欄にでも。サクっと対応します...。

使用方法は上記ファイルを適当な場所に展開し、展開したフォルダの中にあるtsエンコード処理.bat に変換したいtsファイルをドラッグアンドドロップするだけ。
あとは画面の指示に従ってください。

ちなみに、このバッチで出来ること、その作業の流れは以下のとおり。
1.tsファイルのエラー・ドロップパケットのチェック(省略可能)
2.[自動処理]音ズレ防止の為のd2vファイルの生成
3.[自動処理]音ズレ補正した音声ファイル(wav)の生成
4.映像と音声をaviutlに読み込ませて起動
  (ここでCMカットなどをユーザーが行なって、エンコード実行)
5.tsファイル自体を保存する場合の為の、大雑把な無劣化CMカット編集処理(省略可能)
6.作業ファイルの削除(省略可能)
7.不要なら元tsファイルの削除(省略可能)

以上のような流れになっています。

---------------

注意として、エンコードに用いるaviutlは、初回起動時に各々の環境用の設定ファイルを生成するので、バッチを使い始める前に一度起動して初期設定が必要なこと。
あとPT1で録画したtsファイルは音ズレしないのに、DY-UD200で録画したものだとDrop/Err0でも音ズレすることが有ること。まぁこれは環境のせいかもしれませんが。

aviutlの初期設定やその他注意点については、解凍先フォルダのreadme.txtを一読してください。


12話分のtsファイルを1枚に集約できるよう、ついにBlu-rayドライブもポチってしまいました...。w

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コメント(14)

検索でたどり着きました
すばらしいのがまとめてあり、最近ts撮りに目覚めた者としては
非常に助かっております。

早速、設定後にバッチを起動し、D&Dしてみたのですが

処理を中止しています。"D&Dしたファイル"

こんな表示になり、
しばらく放置しても変化がありません。

64bitだと何か違う手順が必要なのでしょうか?

バッチを確認してみたところ、tsファイルのパスに空白スペースが含まれると
初期設定がうまくいかない初歩的なミスがありました…。
私の録画環境では問題がなかったので、見落としていたようです。
→ 修正版に差し替えましたので、記事内のリンクから再DLしてみてください。

どうも。
ドラッグ後して色々と処理を実行して、
最後にAviUtlを起動する段階で
「ファイルの読み込みに失敗しました。このファイル形式には対応していないか対応するコーデックやプラグインが登録されてません」とエラーを吐かれます
無編集のtsファイル等は開けるのですが何か足りてないという事でしょうか?

バッチの流れとしてはd2vファイル(映像)とwavファイル(音声)を生成し、それをaviutlに読ませているのですが、wavは確実に読み込めるはずなので、怪しいのはd2vファイルの読み込みですね。
ただ、d2vファイルはそれ自体は数百kbくらいの小さいファイルで、d2vを通して直接tsファイルにアクセスしているので、tsが読めるのに読み込めないというのがちょっと解せないですね。

怪しいところとしては
・MPEG2プラグイン(http://www.marumo.ne.jp/mpeg2/)を入れなおしてみる(m2v.vfpファイルをm2v.auiにリネームして利用)
・aviutl起動→ファイル→環境設定→入力プラグイン優先度 でMPEG2系やDirectShow系の優先度を入れ替えてみる
・tsファイルの置き場所を変えてみる(試しにCドライブ直下とか)
といったところでしょうか?

OSの差異やCODECのインストール状況など、人によって環境がマチマチなので定型的な答えは難しいですね...

今更ですがファイルの読み込みに失敗する原因が判明しました。
aviutlのpluginフォルダの中に、.d2vファイルを読み込むためのDGVfapi.vfpが無かったためです…
新しいPC環境に導入してみて判明しました。
現在は修正済みのファイルに差し替え済みです。

とても使い勝手が良いバッチで、自分なりに設定を変更して使わせてもらってます。

d2vの読み込みエラーは、DGIndex.exeを一度も起動&終了していなくても起こるようです。もし詰まっている人がいればお試しください。

とても便利そうだったので利用させてもらおうと思ったのですが、Win7の&4bitではうまく動かないようです。
aviutlのプラグインの問題のようですが、対応方法を教えていただいてもいいでしょうか?

私もWin7 64bitを使用していますが、クリーンインストールした環境で試した際に幾つか設定上の注意点がありましたので、新しいバッチ(こちらの記事:http://www.kitcat.jp/blog/2012/07/ts-multi-enc-batch.html)を作成した際に、同梱のtxtに事例と対策を上げてあります。こちらも参考にされてみてはいかがでしょうか?

aviutlの設定方法を確認して、もう一度最初から行ったところ、問題なく動かくすことができました。
ds_input.auiの読み込みに失敗していたようです。

ありがとうございました。

どうもはじめまして。

結論から書くと
「ファイルの読み込みに失敗しました。このファイル形式には対応していないか対応するコーデックやプラグインが登録されてません」というエラーは
関連付けがミスでDGindexになっていないことが原因の可能性があるということです。


普段使っているPCとは別の環境でこの自動バッチを使ってエンコードしようとした場合に
「ファイルの読み込みに失敗しました。このファイル形式には対応していないか対応するコーデックやプラグインが登録されてません」とエラーを吐かれていました。

当方の環境では上記の対策でも解決できず何がおかしいかと試していると
d2vがGOM Playerで読み込むように関連付けされていたため、読めていなかったようです。
この関連付けをDGindexで開くように変更するとAVIutlで読み込めるようになりました。
しかしd2vをDGindexにD&Dで読み込むことはできますが、ダブルクリックから関連付けをたどって読む場合エラーが出るので、何かしらおかしい挙動はいまだにしていると考えられます。

とても便利なツール使用させてもらっています。
ありがとうございます。
aviutlを最新版にVerUpしたい場合は
どのようにすべきでしょうか?
よろしくお願いします。

いくつか方法はありますが、こちらの古いバッチ用であれば、解凍したフォルダの中にある"aviutl"のフォルダ内へ、新しいverのaviutlのフォルダの中身(全部で3ファイルくらいだったはず)を上書きコピーすれば、環境設定を生かしたまま新しいverに差し替えができます。
また、このページの冒頭で紹介している複数ファイル対応版であれば、バッチの中を1行変えていただくだけで、ご自身で用意されたまったく別のaviutl環境を指定して使うこともできますので、お好きな方で試してみてください。

返信が遅くなりました。
成功しました、ありがとうございます。

「ファイルの読み込みに失敗しました。このファイル形式には対応していないか対応するコーデックやプラグインが登録されてません」というエラーで途方にくれていたところ

>d2vの読み込みエラーは、DGIndex.exeを一度も起動&終了していなくても起こるようです。もし詰まっている人がいればお試しください。

というコメントを試しに実行したところ普通に読み込めました。ありがとうございます。

バッチファイルも便利そうなので使わせていただきます。

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このブログ記事について

このページは、kitcatが2011年12月 6日 23:04に書いたブログ記事です。

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