Core i7 PC組立。

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先日秋葉で大購入してきたPCパーツを使って、新PCを組み上げました。その記録。
組んだのは12月の第4週くらいなので、現在運用ちゅです。

買ってきたパーツについては前回エントリを参照。

Antec製NineHundredに組み込み済みのパーツを全部取り外し、入念に掃除をしてから作業開始。
まずはマザーボードにCPUやらクーラーやらメモリの実装。
先にこれらをつけてケースに入れたほうが作業しやすいし、今回のCPUクーラーはバックプレート式なので先につけておかないとつけられません...。

DSC_2002.JPG

さすがにハイエンドマザー(の中古)なので付属品がいっぱいです。
...全部を使うことなんてないけれど。

DSC_2003.JPG

マザーの拡大。いろいろとごちゃごちゃしてます。
そして購入後に調べていて初めて気が付いたんですが、このマザーボード、なんと普通のATX規格より大きい...
写真でいうと手前にスイッチ類が実装されてますが、その幅の分 大きいみたい。
NineHundredTwoに取り付けると裏配線用の穴が使えなくなってしまうそうです。
またケースによってはそもそも取り付け不可能の場合もあるとか。どうなることやら...

DSC_2004.JPG

これが今回取り付けるCPUクーラー。付属品がいっぱいです。
店頭の見本を実際に触ってみて、クーラーのフィンの部分のつくりがよさそうだったのでこれを買ってみたのですが...

DSC_2006.JPG

CPUと接触する部分は見てませんでした。
ヒートパイプ削りっぱなしだし、ヒートパイプとアルミベースの間に結構な隙間がある・・・
これって接触面積的に大丈夫なんだろうか。冷却面が心配になりました(´・ω・`)

DSC_2007.JPG

そしてマザーボード側のバックプレートを取り外さないと装着できませんでした。
バックプレートを外してしまうのでCPU固定金具も使えない。
取り外す時は確実にCPUスッポンしますね(´・ω・`)
というか軽くグリス塗った状態でCPUクーラー置いて持ち上げてみたらスッポンしちゃいました。
怖ひ...

同じバックプレート式CPUクーラーでも、マザーボード側のバックプレートをうまく回避する作りの物もあるわけですが、コイツはそんな気の利いたやつじゃなかった...
まぁマザーボードとの組み合わせによっては大丈夫だったかもしれないけれど。

ちなみにバックプレートの取り外しにはT20のトルクスドライバーを使用。
手持ちはHDD分解用のT6?しかなかったけれど、以前別件でもらったIntelのノベルティ工具セットの中にあったので助かりました。
なかったら詰んでた...。

DSC_2009.JPG

CPUはCore i7 950。
もちろん2011年1月にSandyBridgeが出ることは百も承知です。
調べてみると、当初にでるCPUはCore i3 ~ Core i7 800番台までを置き換えるものであって、現行のCore i7 900番台を置き換えるものが登場するのは少なくとも夏以降、それまではX58マザーとCore i7 9xxがハイエンド構成のまま継続されるらしいので買ってしまいました。

もちろんCore i7 875Kあたりと比べると定格ならクロック差もあまりなく、メモリがDualChannelかTripleChannelかを除けば性能に大差なし。
逆に9xxは45nmプロセスルールで製造されるのに対し8xxは32nmの為、消費電力でみれば劣っています。
なので8xxを置き換えるSandyBridgeのCore i7 2600K辺りと比べたら速度も負けてしまうかも。

でもハイエンド環境とよばれる組み合わせにしたかったのであえてこっち買いました。w

DSC_2014.JPG

LGA1366ソケット。
裏から生えているネジはCPUクーラーのバックプレートです。
CPUをマザーにのせ、CPUクーラー側にグリスを塗り(取説にそう指示されてた...)、CPUの上に載せて表からバネ付きナットを締めこんでいきます。

このナットがまた曲者で、クーラーと接する部分のバネがクーラーと水平になるよう処理されていないため、締めこんでいくとネジが斜めになります...。
友人の買ったバックプレート式クーラーは問題なかった。
このクーラーはあまりオススメできません。
そう、フィンの作りはいいんだけど取り付け部分がひどすぎる。
ナットを締め込もうにも、ネジが垂直になる位置でしか位置決めできないのであまり締め込めなかった...。

ちなみに、この製品はどうやらサントラストの大薙刀メタルブラックと同じOEM製品っぽいです。
こっちの評価は"AMD用にはベストの1つ"など悪くないようです。
よくみると固定ネジ用にワッシャーが付属している・・・?
自分でワッシャーを用意すればこっちも改善するかもです。
もしかしたら付いてたのに、気がつかなかっただけかもしれませんが・・・でも取説通りつけたつもり。

DSC_2017.JPG

とりあえず実装完了。メモリも4GB x6枚挿しました。
CPUクーラーにはファンが1個しか付属しなかったので、別途赤く光るファンを2機用意して装着。

そしてケースに取り付けます。
気になっていた裏配線用の穴が使えるかですが...

DSC_2019.JPG

問題なく利用できました。
NineHundredTwoと穴の位置が若干違うのかもしれません。
とりあえず一安心。

DSC_2022.JPG

そしてSSDの取り付け。
右の裸のものが以前から使っていたもの。
初期ファームウェアが"02G9"で、Trim対応ハードウェアに入れ替え済み。
(購入時のエントリ→ここ ファームの入れ替え時のエントリ→ここ

左の箱入りが今回追加で買ったもの。
初期ファームは"02HD"で、最初からTrim対応。

これらでRAID 0を組みます。
あらかじめ以前から使っていた方のSSDはSecureEraseしておきました。

DSC_2024.JPG

ちなみに箱の中に入ってたシールは、前のよりかっこよくなってました。
前のは"SSD Rocks!!"とか書かれた楕円の黒い微妙なシールでした。どっちも使わないけどネ。

これら2台を買ってきた3.5インチベイ1段に2台実装できるマウンタに取り付けます。
そしてHDD類やその他ファンやらを取り付け、ケーブルを目立たないように配線し、マザーボード付属のサウンドカードやグラフィックボードを取り付け(以下略

DSC_2029.JPG

完成。
あとはOS入れて環境構築してバックアップを取って終了です。

このマザー、マザーボード上のロゴやバックパネルが電源OFF時にも光ったり点滅する...!
BIOSでOFFに設定できるようですが、とりあえずこのままで。

あと今回のメモリがマザーに付けただけだとDDR PC-8500相当で動いてやがります。
これってBIOSのメモリ速度設定でXMSを選ぶと正しく動くとかそんなんだったやうな?
OSから見たSPD情報には3種類くらいちゃんと書かれていたのになぜ遅い動作...

とにかくそのうちオーバークロック設定を詰めていくつもりなので今回はここで終了。
次回はオーバークロックとベンチマークです。
ただしグラフィック性能はベンチとりません。
以前のGeForce9800 GX2をそのまま使っていますので...。

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このページは、kitcatが2011年1月 6日 01:13に書いたブログ記事です。

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