X61T用のUSキーボード届いた！・・・けど・・・。

キーボードマークのある4か所のねじを取り外し、キーボードを取り外します。
手順はすべて公式サイトにのっており、ユーザーによる交換を考えて設計してあるため
非常に作業がしやすいです。このあたり、さすがThinkPadというところか...。

さて、ここで購入したキーボードを取り付けようと裏側をみたところ、やけに汚れや傷が。
多少の傷・・・というレベルじゃあない感じ。
そしてよくよく見るとキーの下にちょっと埃とか汚れのようなものが・・・

ということで、取り付ける前に分解してみました・・・

うわっ、汚ねぇっ；　→　グロ画像注意ｗ

デッドストックだとか、再生品だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。
もっと恐ろしい中古品の片鱗を感じたぜ・・・　（AA略

どう見ても中古品、よくて再生品なコンディションにしか見えない・・・

しかもこれだけじゃあなかったという。

・・・型番が商品説明と違う。

な・・・何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのか分からなかった・・・　（AA略

落札したのはX61用キーボードの42T3038、届いたのはX60用キーボードの39T7234　・・・
互換性はあるので使えるのですけれど・・・違うものが・・・。

で、普通ならここで返品なり交換を頼むことになると思いますがややこしいことに・・・

ThinkPadのキーボードは何社かで作っており、それぞれで機構が異なっています。
（キースイッチの構造とか。別にどのメーカーのモノでも問題なく使える）
それゆえキータッチの差もあるため、人によって好みや、メーカー間の人気の差もあります。
NMB（ミネベア）製のものが特に人気があり、私も最初は出品されていないか探しました。
ですが見当たらないことと、若干値段も高くなりそうなので不人気なChicony製を落札しました。
で、実は今回届いたキーボードはNMB製のものなのです。
交換対応してもらうか、見た目はきれいだが内部が結構汚れてるのをクリーニングするか...

某掲示板をみると、最近海外で保守期限切れの？キーボードが大量放出されて、
それを$20くらいで仕入れて転売するのがよく行われているそうです。
ヤフオクの検索でやけに同じようなコンディションのものが出ているなぁと思ったらそんな理由が。

つまり、交換対応をしてもらっても、返金してもらって別の物を落札したとしても
今回届いたものと似たようなコンディションで届く可能性が高そう・・・という結論に。

それであればせっかくNMB製が届いたのだし、すでにキートップ全部はずしてあるので
これをきれいにした方がいいかなーということでクリーニングしました。
まぁ出品者には中古を新品といって出品していたことと、違うものを送りつけてきたという
ダブルパンチなので容赦なく"非常に悪い"評価を付けざるをえませんけれど。

とまぁそんなことがあってクリーニング完了。
3時間くらいかかったかも・・・。途中エタノールで吹きすぎてプラスチックの色がくすんじゃったりｗ
（ふと眼についたのでボナンザ塗りこんでみたら戻りました・・・よかった）



あとはパチパチとキートップをはめて本体に取り付けて完了です。
配列はキーボード交換を見据えて最初からUS配列でOSをインストールしてるので変更なし。
Chicony製のパタパタしたキータッチからしっとりしたキータッチに変わりました。
これが本当に新品で届いていれば文句ないのに・・・。

やっぱり英語配列はかな表記がなくてすっきりしてるし、なによりスペースキーが大きくてぐー！
変換・無変換キーとかひらがなキーとか全く使わないのでこの方が断然いい・・・。
3年半くらいまえから英語キーボード使っているので、変えておかないと使いにくいですしね。
職場も持ち込みで英語配列です・・・。ｗ